傾聴支援か?

「そうなんですね。辛いんですね」と俺、傾聴
「主人が仕事を突然辞めてしまって、何があったのか説明もしてくれず、このままでは生活が苦しくて、私が仕事をしなくていけなくなって・・」
「大変ですね。ご主人も何か理由があったのでしょうね」と俺、共感。
「親の介護も兄弟たちは私がそばにいるからってちっとも協力的じゃないし、主人も仕事を選ばなければ全然仕事はあると思うんです。」とはじまり
「結婚した時は専業主婦してほしいって仕事を辞めさせたのに」
聞けば聞くほど家族に、いやご主人に不満があるようで、およそ1時間、女性は日々の困っていることを話し、時に笑い、時に涙ぐみ、最後にはすっきりとした顔で「今日はここに面接に来れてよかったです。ぜひ働かしてください」と頭を下げた。いい顔してたな。
しかしね。俺たちもいけないんだと思うけど、やっぱり面接じゃなくて、これはカウンセリングだよな~。

カウンセリングに +1 !

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お金は汗水たらして
現代社会において生きていく為に「お金」は必要である。人によってはお金にとらわれない生き方を望む人もいるが実現するのはなかなか困難だと思う.お金を獲得する為に人がする事。多くの場合それは「労働」であろう。労働せずにお金を手にしている人がいればそれはとっても、とってもうらやましいことだ。俺個人と言えば、当然「労働」をする者である。ここでは雇用、労働という概念ではなく、はたらく=労働と考えてもらいたい。
あなた、ここで働きたいの??
それは「君たち本気でここで働きたいの?」ということだ。先日もアルバイトの面接をしたわけなんだが、なんだかモヤモヤさせられた。相手様は40代、女性 こちらは俺(30代後半 男)と採用担当(30代後半 女)で面接。基本的に俺は「名前と住所が言えれば採用」という嘘のようにハードルの低い男だ。安い男なんだ。いつものようにその辺を鑑みて採用担当が名前と住所を聞いた。女性はそれに対しすらすらと答える。そりゃそ
志望動機は何
「志望動機はなんですか?」その女性は「あ、の~」とためらいがちに俺をみた。この女性と過去にまさか何かあったのだろうか、確かに美しい女性ではある。だが、酔って我を忘れたことのない俺は自信をもって、何もないと言えた。だが、なんだ恥ずかしげなその目は。「お金が、お金が必要なんです。」とつぶやくように言った。聞けば、子供が病気がちでご主人が失業中、けがをして今までの仕事は出来ない。親の介護もしなければなら
傾聴支援か?
「そうなんですね。辛いんですね」と採用担当、傾聴「私は子供のそばにいてあげたいんですが、主人も仕事がなく、私が仕事をしなくていけなくなって・・」「大変ですね。お子さんのそばにいたいですよね」と採用担当、共感。「親の介護も兄弟たちは私がそばにいるからってちっとも協力的じゃないし、主人も仕事を選ばなければ全然仕事はあると思うんです。」とはじまり「結婚した時は専業主婦してほしいって仕事を辞めさせたのに」
採用したけどね
こっちの仕事が仕事だけに、聞いちゃうんだけど、こんな具合なケースが最近は多い。大変な世の中だからみんな苦労しているんだろうけど、面接って正直なことばかりではなく、時には「私を採用するとこんなに御社に有益なんですよ」という元気なことを話してほしいなぁ。選抜しているのは、少なくともこちら側なんだから。あと新卒者で多いのは「こちらで3年やって、基礎を学んだら、転職し○○をしたいです」ってやつ。面接で辞め